私は、営業の世界から介護業界に飛び込みました。正直、介護に良いイメージが無く興味もありませんでした。
介護をしている後輩から「営業のスキルがそのまま活かせるから」と誘われ、その言葉に惹かれたのが介護業界に入ったきっかけです。
最初は右も左もわからず介護の表面の部分ばかりが目に入り、悪いイメージの部分が印象に付きました。しかし、仕事に慣れ・人に慣れ・施設の流れに慣れてくると介護の本質が見えてくることがわかりました。
介護とは、「配慮」「配慮」の積み重ねです。「配慮」の構成が介護スタッフの仕事であり、その人に適したものを準備し提供いたします。
営業職との関連性はこんなところにありました。その時お客様が何を必要として、何を必要としていないか?そのまま介護に活かせます。今では、営業経験のある自分だからこそ、介護に適していると思いながら働いています。
私は、営業職を4年間やってきました。仕事は充実しており、それなりにやりがいもありましたが、何か物足りなさを感じていました。
自分は仕事を通して何を実現したいのか?行きついた答えは、直接的に誰かのためになりたい。困っている人を助けたい。自分の中にこういった思いの優先順位が高いということに気づきました。
しかし、いざ仕事を探そうと思っても、その思いをそのまま職業にできるかどうかは分かりませんでした。そんな時、出会った方が、こんな話をしてくださいました。「介護が将来なりたい職業ランキングベスト10にランクインするために働いている。それが業界が飛躍する唯一の方法だ。」
不思議とその思いに共感してしまう自分がいました。介護は、直接人のためになる仕事。そして、今の自分にできるのは、介護業界を世の中に営業すること。これしかないと思い働き始めました。
今では、その方の夢がそのまま私の夢でもあります。